個人情報の管理はとても難しいことです。
子どもには、「自分からは、自分の個人情報はもちろん、家族や友達の個人情報を誰かに教えてはいけない」と教えましょう。もし友達や知らない人から「○○さんのメールアドレスや電話番号を教えて」と頼まれても、本人の了解なく教えてはいけないのです。

よそから個人情報が漏れる場合もある
自分の個人情報(氏名、年齢、住所、電話番号、メールアドレス、クレジットカード番号など)を持っているのは自分だけではありません。たとえば学校ならクラス名簿、会社なら社員名簿、何かのサークルに入っているなら会員名簿……。さまざまなものに自分の個人情報が書かれいるのが今の時代です。
子どもが小学校に入ったり中学校に進学したりすると、塾や家庭教師の案内のはがきや電話が頻繁に届くようになりますが、それらは自分の個人情報をそういう業者が持っているから、届くわけです。
もはや自分の力で個人情報を100%守るのは難しい時代です。
個人情報が漏洩するとどうなる?
電話番号やメールアドレスが漏洩したことから、無言電話や嫌がらせのメールが頻繁に続くようになったケースもあります。
またクレジットカード番号を知られてしまったために、第三者に勝手に商品を購入されるという被害も増えてきています。
最近話題の「振り込め詐欺」でも名簿が悪用されているようです。
個人情報は単なる情報ではなく、犯罪者にとってはお金に結び付く宝なのです。
個人情報を提出するときは慎重に
実社会では、個人情報を相手に伝えないといけない場合も少なくありません。たとえばインターネットで商品を購入したり、懸賞に応募するとき、何かの会員になるときは、氏名や住所を提出します。
多くの場合、提出したサイトで個人情報をきちんと管理してくれますが、中には、個人情報を集めて悪用することを目的に偽のネットショップや懸賞を運営しているところもあります。
個人情報を渡すときは、相手が信用できるところかを見定めてからにしましょう。もっとも真面目にやっているお店でも、人為的なミスなどで個人情報が漏れることもありますが。
また、自分のホームページから個人情報が漏れる場合もあります。
個人名や電話番号などは書かないかもしれませんが、些細なことが積み重なって、個人情報になる可能性もあります。たとえば「近所に○○山があります」「小学校3年生のときに○○という事件がありました」などと書けば、住んでいる地域や年齢が想像できます。
この手の情報は、ストーカーに執拗に狙われたとき、個人を特定する手がかりになります。