インターネット、上手に使えていますか?
column002パソコンは学校に任せておけばマスターできるの?
子どもによる習得度の違いに対応できない
学校のパソコン教育はさまざまな問題を抱えています。
ひとつは子どもの家庭環境の違いです。自宅にパソコンがない子ども、親のパソコンを借りて使える子ども、自分専用のパソコンを持っている子ども。パソコンへの慣れは子どもによってさまざまです。
家庭で使っている子どもならワープロを使った壁新聞作成もインターネット利用も簡単なことでしょうが、初めて使うなら文字を打つにもキーボードを探しながらになるので大変なこと。同様に、家庭では「ローマ字入力」しているのに学校では「かな入力」で教えているという場合も、キー入力に苦労することになります。
しかし、これだけ差のある子どもたちを同じ教室で教えているのが現在の学校です。



年に十数回の授業でマスターするのは難しい
パソコンやインターネットを利用する力をマスターするには、練習を繰り返すことが必要です。しかし、学校で日常的にパソコンを使っているわけではありません。多くの場合、年に数回〜十数回利用するだけです。
この時間数で、習得するまで求めるのは、かなり難しいことでしょう。

設備も大きな問題です。
メールを利用するにはメールアドレスが必要ですが、ほとんどの学校では、その授業のときに配布されたメールアドレスを一時的に使っています。日常的に使うわけでもないのに、メールの基本的な利用法だけでなく、マナーなどを身につけることは可能でしょうか。

親としては、パソコンやインターネットを利用する以上、利用法はもちろんですが、しくみや、マナー、自分を守るためのテクニックなども含めて、自分の力として身につけてほしいものです。
しかし、現在の学校にそこまでを求めるのは難しいでしょう(先進的な学校では可能かもしれませんが)。

それを補うには、子どもに家庭で利用させることが、もっとも現実的な方法といえます。しかし、そのためには親が必要な知識をしっかり持つことが大切になります。